- 2023/02/25
- writer: 山崎拓
責任重大!のストールを送り出しました。その結果は・・・
「こんにちは◯◯です。ご無沙汰しています。山崎さん今お時間よろしいでしょうか?」
そう言ってお電話をくださったのはある常連さん(Kさん)。
Kさんはもう何度もストールを手に取ってくださっている超常連さんなのですが、今回は先日公開したばかりのあるストールに興味を持たれてお電話をくださったんです。
Kさんはインターネット通販はもちろん、松本のお店にも百貨店での催事にも足を運んでくださっている方で、もう何度もお会いしているので僕もKさんのことはよく知っています。
インターネット通販を利用する時にはフェイスマッチアプリを使って事前にご自身に似合いそうかどうか確認してくださっているのですが、今回はそれに少し自信が持てずにストールのディティールを含めていくつかご質問をいただきました。
今回興味を持たれていたのはいくつかあったのですが、そのうちの一つが手仕事の刺繍ストール。
ベースカラーの色合いや刺繍糸の色味などをはじめ、一番聞きたそうだったのが、このストールがKさんに似合いそうか?というもの。
この質問は直接お会いしたことがある方であっても100%確信を持って答えることができない難しい質問。
ただ、先ほどもお話をしたようにKさんには松本のお店はもちろん、百貨店の催事でもお会いしていますし、一度のご来店で接する時間も今までの個別のお客さんでは一番長い時間を過ごさせていただいた方のうちの一人。
しかも、その時間はたくさんのストールを巻いたり羽織ったりしてくださっているので、かなりたくさんの種類のストールを合わせられている姿を拝見しています。
なのでことKさんに似合いそうなストールというものは僕の中ではかなりイメージしやすく、似合うタイプと似合わないタイプというのが感覚的にはわかっているつもり。
とはいえ、やっぱり本来は実際に直接纏った姿を見てみないと本当のところは分かりません。
なので、100%というわけにはどうしてもいかないのですが、それでも今回ご質問をいただいたストールに関してはきっとお似合いになるだろう!という感覚があったんです。
僕はいつもそれぞれのストールを商品化する際に、説明文やキャッチコピーを考えることに時間をかけているのですが、そういう時にはナチュラルラウンジの中でどんなお客さんがこのストールが似合いそうかなーということも同時に考えます。
そんなイメージを膨らませていくとそれぞれのストールに対して大体こんな感じの方だったらお似合いになるだろうなーというぼんやりとしたイメージ像が浮き上がってきます。
Kさんはこのイメージにも近く、実際に纏われている姿もすぐに想像できたんですよね。
ただ、今までKさんが手に取ってくださってものすごくお似合いになる!というストールのタイプとはちょっと違っていました。
なので、やっぱり100%の確信は持てなかったのですが(これはでもどんな状況でも同じかも)、それでも80%から90%は大丈夫じゃないか、という感じでした。
今までとは毛色が違うタイプだけれど、新しいKさんという観点で見るとすごくいいと思うし、きっと気に入ってくださろうだろう!と。
他にも色々とお話をさせていただき、その時は一度お電話を切ったのですが、その後、Kさんの方で改めてお手続きをしていただきました。
この瞬間はとても嬉しかったですが、同時に責任もめちゃくちゃ感じました。
いつもだったら、一点もののストールのご成約が決まった瞬間は嬉しさと寂しさが同時に湧き出てきますが、こうやってお客さんと色々なやりとりをさせていただき、さらに最後の決断の決め手が自分の意見やアドバイスだった場合には責任の重さがそこに大きくのしかかってきます。
なので、この日は最後の記念撮影をしている時も、この点だけがちょっとだけ心配だったんですよね。
きっと喜んでくださると思うけど、万が一自分の感覚がずれていたらどうしよう・・・と。
今回の最後の記念撮影はそんな期待と不安を払拭するかのようにKさんが実際に身につけるであろう巻き方を想像しながら撮影しました。

Kさんがお店でご試着されるときは巻くというより肩から掛けたり、羽織ったりすることが多いんです。

なので、この日もこうした纏い方で写真を撮っていきます。

また、Kさんは肩から掛ける時も左右をあえて非対称にして掛けられることが多い。
(ちなみに、僕は左右の長さを合わせる方が多いです)


あるいはあまり複雑な巻き方はせずに、シンプルにひと結び巻きなども使われています。


こういう巻き方でもきっと左右をずらされるかなーと。

こんなイメージを膨らませながら撮影をしていると、やっぱりKさんにとても似合うような気がしてきて、やっぱり選んでいただいてよかった!!という気持ちがどんんどん強くなってきました。
この日は天気が良くなかったので、野外の撮影ができなかったのですが、こんなこともあろうかと、このストールに関しては事前に野外での写真撮影をしておいたんです♪

なので、お礼状を書きながらこの時の写真も見直したのですが、やっぱり自然光の元ではより一層映えます。
ナチュラルなベースカラーと主張しすぎない色糸を使った全面総刺繍はやっぱり素晴らしい・・・
前回ご紹介させていただいたストールの中でも個人的にも一番好きなデザインだったので、今回も本当にたくさんの写真を撮らせていただきました。

これで悔いはない!
あとは、Kさんが喜んでくださることを願うばかり。
こんな感じで出荷対応をさせていただいた数日後。
Kさんから一通のメールが届きました。
そこには、今回のストールを含め、以前手にとってくださったストールについてのさまざまなご感想が綴られていました。
そして、肝心のこのストールについては・・・
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オフホワイトのカシミヤの手織り手刺繍ストールですが、インスタにアップされた時から素敵だなぁと思っておりサイトにご紹介されたあと、ブログでその繊細な色遣いや裏面まで丁寧に処理されてた手仕事にとても惹かれご縁があるといいなぁと思っていました。
今まで持っているカシミールの手仕事ストールとは色使いや地色などの点でも傾向が違っており、自分がもっているストールショールと被る刺繍の色使い、柄行ではないというのも魅力的でした。
ただ心配なのが、自分に似合うのか????ということ。
そんなこんなものあり、意を決して電話したわけです。。。。
山崎さんがご丁寧に対応してくださり、私の雰囲気からすると、このストールを纏っても浮くようなことはなくお勧めできますよとおっしゃってくださったことは、私にとってこのストールを購入するにあたって決め手の一つとなりました。
ドキドキしながら箱をあけたのですが、オフホワイトの生地に柔らかい色調で刺繍された白群色の刺繍、期待通りでした。ブロンド色が華やかさも出してますし、朱色も効いており見れば見るほど味がある。。
裏面も美しく、端のかがりかたも丁寧…
素晴らしくす・て・き
でも似合わなかったらどうしよう。
羽織ってみました。
ブラックの地色の服の上から羽織ったこともあり、まぁまあ良い感じに自分には思えました。
しかし、いまいち自信はなし。主人も羽織っていた時にはいませんでしたので意見もらえず。。
ここに山崎さんやMotoさんがいてくださったら客観的な意見をもらえそうなんだけどなぁと思いました。
ただ、ストールの手仕事そのものがきにいったこともあり、たとえいまいち似合わないという寸評をもらったしても、手元に置くとはきめましたが、そうはいっても、自分が好きなストールなら纏って気分を上げたいですからね…
主人が、昨日仕事から帰ってきたので感想を聞きました。
「『天女の羽衣』纏ってるみたいだね。」
いわれてみれば、『天女の羽衣』とはこのストールをうまく表現してるかも。。
このストールがご縁があって私のところにお嫁に来てよかった(#^.^#)
メリハリストールのほうが似合いやすいという自覚はあるけれども、このストールに合わせたおしゃれもこれからも楽しんでいこうと思えました。
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あー、よかった!
本当によかった!!
前回もそうでしたが、Kさんの旦那さんがKさんがストールを纏った姿を見たときに素晴らしいフレーズでその佇まいを表現してくださるんですよね。
『天女の羽衣』
今までたくさんのストールを見て、色々な言葉で一枚一枚のストールのことを表現してきましたが、このストールに対するこのフレーズは全く思い浮かばなかったです。
Kさんの旦那さんは文学にもものすごく精通されていて、教養もあり、さらにコピーライターの経験もあるとのことで、言葉の選び方や表現の仕方がやっぱりすごい。
(自分自身ももっと勉強し、さまざまな文学を学び、より精進しなければ!と思わされます)
それにきっとこのフレーズはストールだけではなく、Kさんがストールを纏った雰囲気全体を表現してくださっているんじゃないかなーと。
それだと僕に思い浮かばないのは仕方ない。
と言い訳しておきます 笑
いずれにしても、責任重大の嫁入りの結果は、とても嬉しいものになりました♪
今回のストールをきっかけに、また新しいご自身のスタイルにバリエーションが増えればいいなーと。
Kさんの元で長いことご活用いただければ嬉しいです。
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